今更聞けない!リーダーとマネージャーの違い

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マネージャーとリーダーの違い

リーダーとマネージャーって一体なにが何が違うのでしょうか。
ビジネスの世界、特に人事まわりではよく問われることだと思います。

まずは言葉の意味を知ろう!

Manager(マネージャー):支配人、監事、監督
Leader(リーダー):先導者、指導者、首領、首席弁護士

言葉を見るとマネージャーは「見る」仕事で、リーダーは、全体を「引っ張っていく」ことをイメージできます。

組織としてのリーダーとマネージャー

「リッツ・カールトンと日本人の流儀」という著書を参考にしてみたい。

マネジメントはできても、夢を語り、そこに人を巻き込み、引っ張っていく力が高くても、部下の能力を引き出す事ができない人はリーダーとは違うのです。リーダーを育ててこなかった組織で、管理職にプロジェクトリーダーをまかせても、なかなかリーダーにはなれないのはそのためです。管理をする人とリーダーはあきらにちがうのですから。

歴史的にみても、例えば、織田信長、坂本龍馬、大久保利通など、歴史を動かすほど多くの人たちに影響を与えてきた彼らは、マネージャーではなくリーダーとして見なされることがほとんどです。

では、なぜ彼らがマネージャーではなくリーダーだと認識され、また必要とされているのか、言葉の定義はさまざまだが、組織という観点から見れば、リーダーとマネージャーの違いは以下のように考えることができる。
まずマネジャーは…

ピラミッド型組織において、まず上から下りてきた戦略を分解して、部下にそれぞれ役割と目標を与える。その後は、与えた仕事が予定通りに進んでいるかスケジュール管理を行い、予定からずれていれば問題の原因を追求し、解決の手立てを打って戻していく。つまり、全社的な仮説検証の分業型サイクルの一端を担い、予定調和を実現していくのがマネジャーの役割なのである。

次にリーダーは…

自律型組織において、トップマネジメントが示した方向付けをもとに自ら戦略を立てる。部下に対しては具体的な指示ではなく、その戦略を示すことにより、一人ひとりにミッションを与えていく。部下はそのミッションに基づき自律的に仮説検証のサイクルを回していく。したがって、リーダーには問題解決能力以上に問題発見能力と部下にミッションを論理的に分かりやすく伝える高いコミュニケーション能力が必要とされるのである。

つまりは、マネジャーは周囲が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、支援する存在であり、組織における運営者ということです。一定以上の要件を備えていれば、必要な知識・ノウハウをそのつど勉強や経験で身につけていけば自分の役割と仕事を遂行できる、ということは、一定以上の基礎的学力があることが重要であり、学歴に応じた採用をしていけば必要な人材を確保できちゃう可能性もありそうです。

一方、リーダーは自ら先頭に立って進むべき道を示す存在であり、第二層が重要。組織に属する全員が共感し、共有できるメッセージやビジョンを示すことが求められるため、外部から採用となると比較的ハードルが上がりそうです。よって、リーダーはリーダー質のある人間に育てられたか、についても重要なポイントとなってきそうです。

あなたはリーダー志向? それともマネージャー志向?

これも重要な要素となってきます。簡単ではありますが、調べた中で私自身がなんとなく腑に落ちたまとめを示します。

リーダー マネージャー
基本的な性格 革新者・創造者 運営者・管理者
見える素養 ルールの創造主
何を、なぜを重視
可能性に目を向ける
組織の一体感を創り出す
目標を示す
ルールの模範者
いつ、どのようにを重視
損得に目を向ける
組織の一体感を求める
目標を管理する
 組織の位置付け  役割 役職
 仕事のスタイル 起業家型
現状改革型
業務遂行型
問題解決型
 仕事の幸福 高い目標
革新の是非
チームの一体感
目標達成
戦術の是非
チームの規律

有名な7つの習慣にもそのことが触れられている

あの有名な「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コヴィーは、その著書の中でマネジメントとリーダーシップの違いを次のように述べている。

「マネジメントは手段に集中しており、どうすれば目標を達成できるかという質問に答えようとするものである。一方、リーダーシップは望む結果を定義しており、何を達成したいかという質問に答えようとするものである。(中略)マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しい事をすることである。マネジメントは成功のはしごを能率よく昇ることであり、リーダーシップはかけ違っていないかどうか判断することである。」

さらに、両者の違いを次のような例えでも表現しているので、是非とも読んでいただきたい。

「例えば、ジャングルの中で手斧を持って道を切り開いている作業チームを考えて見よう。(中略)作業チームのメンバーは生産者であり、直接に問題を解決する人たちである。マネジャーたちはその後方に立ち、手斧を研いだり、方針や手順のマニュアルをつくったり、筋肉強化のプログラムを開発したり、新しい技術を導入したり、スケジュールを組んだり、作業員の賃金体系を作ったりする。では、リーダーとはどういうことをする人だろうか。それはジャングルの中で一番高い木に登り、全体を見渡して、下に向かって『このジャングルは違うぞ』と叫ぶ人なのである。しかし、仕事に追われて能率を重視する生産者やマネジャーたちがその言葉を聞いても、一般的に示す反応は、『黙ってろ。作業は順調に進んでいるんだから』というものだ。」

なんか、しっくりきたような気がします。

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