初乗りが410円になったタクシー業界をちょっと調べてみた

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初乗りが410円になったタクシー業界をちょっと調べてみた

皆さんもお気づきの方いらっしゃるかと思いますが、東京都23区、三鷹市、武蔵野市でタクシーの初乗り運賃が、下限運賃380円・上限運賃410円(1.052kmまで)になりました。

初乗り運賃は、従来下限運賃700円・上限運賃730円(2.0kmまで)でしたが、2kmまでは値下げ、6.5km以上は値上げということになりました。

ターゲットとしては、より「ちょい乗り」をするような層狙いでしょうか。

タクシー業界は規制産業

タクシー業界でいうと、近年耳にするUberのことを思い浮かべる方は多いかと思います。

問題になっているのは、Uberの中でも「Uber X」のことです。

許可のない一般の人が自家用車を使い、有償で人を送迎することは認められない「道路運送法」、いわゆる「白タク規制」に引っかかるとして、多くの地域で撤退するなどしています。(

たしかに、普通の運転手は事業者に比べ運転技能が劣り、運送上の安全面に問題がある。というご指摘は最もですね。

しかしながら、日本ではどうでしょうか。

2016年5月に京都府京丹後市丹後町の「NPO法人気張る!ふるさと丹後町」へのシステム提供する形で「ささえ合い交通」としてサービスをスタートしています。

実は、上記法律では、公共交通が存在しない地域ではタクシー規制の例外規定が認められているため、実現に至ったという感じです。

タクシー業界は衰退産業なのか?

話をタクシー業界に戻してみましょう。

国土交通省によると全国のタクシー業界の市場規模は、1兆6,775億円(2015年3月現在)

次に市場環境の推移を見てみると・・・データがないので、ちょっと計算してみます。

タクシー業界 市場規模の推移

(売上は兆、車両数は台)

タクシー業界市場規模(売上・台数)

※ 基本データ国土交通省「陸運統計要覧」、2013年と2014年は10年間のCAGRより、2015年は国土交通省「タクシー事業の現状と目指す方向について」より算出

一台あたりどれぐらい稼ぐかの推移

1台あたりどれぐらい稼ぐか、の推移

おおよそ一台あたりの稼ぎは改善されています。

走行距離ですと、1kmあたり365円と横引きで仮定すると、おおよそ一台あたり2万km、1日では50km走っていることになります。

タクシー vs Uberの料金

最後に、意外と誰もやっていない料金について、調べてみます。

初期料金

  • タクシー:410円(1,052mまで、以後237mごとに80円)
  • UberBLACK:103円(毎分67円、1kmごとに308円加算、最低832円)

kmおよび分あたりの料金

10kmを20分間(時速30km)で乗ると多めに見積もってこうだとして・・・

時間(分) 距離(km) タクシー Uber
2 1 410 823
4 2 730 989
6 3 1,013 1,432
8 4 1,350 1,875
10 5 1,688 2,318
12 6 2,026 2,761
14 7 2,363 3,204
16 8 2,701 3,647
18 9 3,038 4,090
20 10 3,376 4,533

上記はあくまでも例なので、交通状況などで左右されると思いますが、おおまかに計算するのであれば、タクシーよりも2、3割高いと考えて良いかもしれません。

羽田空港までの定額料金は?

あるタクシー会社を例として、主要地域におけるUberと比べてみたいと思います。

地域 A社 B社 Uber
千代田区 5,900  5.500 7,600
港区(北側) なし なし 7,300
港区(南側) なし なし 6,100
中央区 なし なし 6,800
新宿区 8,100  7,000  8,100
渋谷区 6,600  6,500  7,900

とはいえ、Uberを使う場合は、コードも使えるので、もしかしたら安くなるかもしれないですね。

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