海外事例にみるMVNOプレイヤーの失敗例

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海外事例にみるMVNOプレイヤーの失敗例

冬がしつこく、温かい毛布が付き纏ってくる今日此の頃、MVNOの台頭が何かと話題になっています。

日本では、MVNOのサービスの契約数が2016年9月時点に1,427万(総務省)となり、アメリカでも10人に1人が携帯はMVNO契約、それに便乗するかのように格安スマホ、特に中国製のスマホが台頭してきている話ももちきりです。

そんな中、「失敗した例はないのかな?」と思い、少し調べてみたのでご紹介します。

基本的には、単純なブランド・低価格訴求での失敗

低価格系

Movida

logo-movida

  • ヒスパニック系ユーザをターゲット
  • プリペイド式の低価格路線でサービス提供コストに耐え切れずに会社更生手続を申請(2008年)

参考URL:Movida turns out the lights: Spanish language MVNO files for bankruptcy 

easyMobile

logo-easymobile

  • 端末の販売チャネルをオンラインに絞り低価格路線を追求
  • 競合のTescoが同価格帯サービスを提供し、英国・オランダから撤退(2006年)

参考URL:easyMobile Finds MVNO Game Isn’t So, Uh, Easy

ブランド系

amp’d mobile

logo-amp'd mobile

参考URL:有望ベンチャーの末路: Amp’d Mobile

Disney mobile

Disney Mobile

  • Disneyブランドの端末でファミリー層に訴求(家族向けに子供の見守りや利用制限機能等も提供)
  • 2007/12に撤退(日本ではSoftBankが2017年まで、docomoは続ける予定)

参考URL:Disney Mobile bites the dust

国内MVNOのユーザー率

トレンドは冒頭で申し上げたので割愛しますが、スマートフォンのMVNO契約数は全体に占めるシェアはどれぐらいでしょうか。

電気通信事業者協会(TCA)によると、2016年12月末時点の携帯電話の契約数は主要3社合計で1億5,000から1億6,000万件、ほぼ9割がこの3社と仮定し、そのうち1,427万がMVNOとすると…約7-9%はMVNOユーザーという事になります。(どこかで5.7%の記事がありましたので、少しノイズがあるかもしれません。)

ともあれ、結構高くなってきたというのが印象です。

国内MVNOの今後の動向

総務省のガイドライン改定で、MVNO向けのSIMロックは、2017/8/1以降に発売される端末で禁止されます。

モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドライン

モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドライン

これに伴い、ソフトバンク社のMVNOも実質的に解禁されることになります。

参考URL:ソフトバンクのMVNOを始める日本通信。強気な目標に勝算はあるのか

とはいえ、多くの業者が参入してきており、かくゆう私もLINEモバイルに浮気しそうになっている中、果たして大手キャリアの回線だから。という理由で契約するヒトはどれぐらいいるのかは疑問です。

ちなみに、Amazonで購入すると、LINEモバイルの初期費用が割引されます。

PRを書いていたら、こんな記事も飛び込んで来ました。

格安スマホ、競争透明に 通信速度の開示要請へ

そうなってくると、もはや通信3社を契約する意味やメリットは、ほとんどなくなってくる可能性が有ります。

ユーザーにとっては有難い話なので、わくわくしながら待っているのですが、一方で企業側にしてみると、戦いにくい市場になっているかもしれません。

少し海外事例から国内の考察になってしまいましたが、今日はこの辺で。

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