歴史に学ぶ、予測不可能な事態にどう備えるか?

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歴史に学ぶ、予測不可能な事態にどう備えるか?

生きている上で、自分自身でコントロールできることと自分ではまったくコントロールできない不可抗力が存在します。

たとえば、後者ですと、天災や災害、景気、会社の合併、リストラ、株価、戦争、テロ、突然死、相手の不注意による事故などです。

イギリスのジャーナリスト/小説家のジョン・ランチェスターは、経済危機について書いた著作『How to Speak Money』でも、古代エジプトのナイル川の氾濫を例に挙げ、

世界史上最も安定していたと考えられる社会、暦などの文化、季節に対する認識、税制、農業技術などといったものがすべてナイルの氾濫で変わってしまうことを挙げています。

ビジネスにおける予測不能なこと

仕事に置き換えてみると要素ごとに、重要度、実行順序、必要時間、必要スキルなどを明らかにし、仕事全体を実施可能な形に分解して、現状で不足している分があれば、補う方法を検討して実施すれば良いと考えるのが通常です。

もちろん実際に行う段階では、分解した要素ごとに実施結果と比較し、予定どおりでない部分、つまりは予測不可能であったに何らかの処置を加えることを恐らくほとんどのヒトがやっていることと思います。

しかしながら、予測不可能なことは起こります。

どうすれば、その予測不可能な事態を起こさずに済むのでしょうか。

人間が予測できること

人間は、自身が「見る」「知る」を行ったものに対して、つまり経験を介して「予測する」という方法で基本的には予期せぬことに対応します。しかしながら、昨今不確実性(4つに分けられる、2016年のトレンドにその意味することを記載しています。)が高まりつつあることによって、自分自身が予測していなかった自体に直面することが多く生まれて要ることが有ります。

つまり現在において必要な能力は、自身が「経験をしていないこと」をいかに「見る」「知る」ことができるのか、という点にあります。

進化する予測分析

少し現代からまた古代の話に戻ってきますと、先に挙げた古代エジプトの例においては、司祭たちが神話をもとにした複雑な儀式を執り行っては、そのナイル川の氾濫を予測していました。

さて。ここで考えることは「なぜ分かるのか?」ということです。

ランチェスターによると、実は、司祭たちは洪水を予測する「ナイロメーター」という装置を隠しもっており、川の流れを測定し、その記録を何百年にも遡る過去のデータと照らし合わせることで、彼らはかなりの正確さをもってその年に豊作か凶作となるか、ナイル川が氾濫するのか、を当てることができたそうです。

現代においても、似たような状況にあると考えます。

  • Big Data
  • Analytics
  • Digital

使用する技術は違えど、昨今出てきているこうしたキーワードは、これから起こっていることはもちろん、これから起きるであろうことを予測し、自分自身の体験の外にある情報をいかに効率的に収集、蓄積、そして、より確実性を持って実行できるか。。

ほとんど書籍のサマリーのようになってしまいましたが、予測不可能な事態を起こさずに済むには?という問いに対しては、こうした歴史が答えを持っていることが多いです。

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