2017年、最近買って良かったおすすめ本5冊

シェアする

個人的に買って良かった最近のおすすめ本5冊

2017年も夏が過ぎ、風あざみ・・・最近買って良かったなと思う本を10冊を総まとめとして、ほとんどメモ同然ですが、まとめておこうと思います。

生涯投資家 村上世彰

生涯投資家

村上ファンドという言葉を聞くと「ハゲタカ」「金儲け」というネガティブなイメージを持っている方は大勢いらっしゃるかと思います。この本はそうしたメディアという表にあるイメージを完全に覆す良い本だと思いました。

少年時代から投資家だった父の教え、サッポロビール株を買うという最初の投資経験、通産省時代、村上ファンド立ち上げ、そして東京スタイル、ニッポン放送、阪神鉄道への投資と続き、一貫として投資を通じた日本のコーポレートガバナンスの浸透に尽力されていた正義を垣間見ることができます。私も財務およびIR部門にいたことがあるので、大変勉強になりました。

アキラとあきら (徳間文庫) 池井戸潤

アキラとあきら

ちょっと珍しいと思うかもですが、小説です。私も小説読みます。その中で今回ご紹介するアキラとあきらはダントツでした。

零細工場の息子・山崎瑛(あきら)と大手海運会社東海郵船の御曹司・階堂彬(かいどうあきら)という二人の生まれも育ちも違うふたりのあきらが、互いに宿命を背負い、自らの運命にどう立ち向かっていくのか。。

「金は人のために貸せ。金のために金を貸したとき、バンカーはただの金貸しになる。」

とくに金融やFintechまわりにいる人は読んでおいて損はないです。

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書) 橋本卓典

捨てられる銀行2

ベストセラー『捨てられる銀行』の第2弾、「資産運用の大改革」がテーマの森信親・金融庁長官の金融大改革が垣間見える本でした。

あんまりネタバレすると・・・とも思いますが、特に序盤は、金融機関の窓口担当者が、手数料の高い商品数個の説明を暗記して売っているだけとかとんでもなく辛辣な話が続くわけですが、特にダメな商品として取り上げられていたのは、貯蓄型の保険(一時払いの終身保険や個人年金保険)、毎月分配型投資信託、投資信託で運用する「ファンド・ラップ」の3商品です。この辺は今後このブログでもまとめるとして、本当に日本人は読んでおいたほうが良いです。某証券会社に騙され続けている母に贈った本でもあります。

JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書 新貝康司

JTのM&A 日本企業が世界企業に飛躍する教科書

海外事業成功の秘訣をまとめたのがこの本。M&Aに関する本だと思って購入したのですが、M&Aに関する部分は第一部の序盤のみに限られていて、ちょっと残念でした。。が、負けじ?と読み進めていくと、M&AをCFOとして一貫して取り仕切ってきた新貝副社長が、同社のM&Aにおける考え方、戦略構築および準備、買収実行(エクゼキューション)、そして統合作業までの一貫した考え方は大変勉強になりました。

信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫) 藤本正行

信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)

信長、秀吉、家康の三代にわたって仕えた、太田牛一の『信長公記』を史料として、軍事面での信長の行動を検証するという面白い本。

歴史的には、信長に関することは江戸時代にまとめられているものが多く、ありがちな戦国時代本とは一線を画しているところが魅力的。

また戦い方という意味でも、例えば国家から兵力がいくらでも補充される職業軍人、特に中国なんかもそうなのですが、日本の戦国大名は私費で軍隊をつくらねばならなかったというのは「たしかに」と納得しました。そうすると、いわばガンガン人を投入して、死体の山と山に・・・という戦い方はなるべく避けたく、なるべく兵の損害を出さない戦い方を心がけ、調略・謀略を重視していたとあります。信長はその中でも、とくに機動力を重んじていたのは色んな歴史の書物にある通りなのですが、改めて戦い方とは?を学ぶ良い機会でした。

特にクラウゼヴィッツの戦争論失敗の本質―日本軍の組織論的研究とかを読んでいて、歴史も好きな方にはおすすめです。

メモと言いつつ、なんだか感想っぽいものになってしまいました。。

ご興味あればぜひ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

フォローする