フリーランスを1年やってみて分かったこと。 – 独立という名の落とし穴 –

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フリーランスを1年やってみて分かったこと。 - 独立という名の落とし穴 -

Webの知識も技術もゼロの状態で始めて、早1年。
今思い返すと、非常に無謀かつ手探りでした。
今でも本当にうまく出来ているのか不安になって悩みますが、総括してみます・・・。

どうしてフリーランス?

そもそも私がフリーランスを始めたキッカケは・・・

「容易に想像できるリスクを自分用にリモデルしたかったから。」

が一番の理由です。
まだまだ若造なので、社会の経験も浅く「これは本当なのかな?」と疑問に思ったり悩んだりすることが多かったです。いわば、「知的好奇心」でしょう。

開業したときは、甘ちゃんもいいところで、困っている人を助けたい、という気持ちよりも「自分でなんとかしたい!」というエゴでした。
でも、当然クライアントさんは私よりも上の人。すぐさま「果たして、自分より社会経験が豊富な人に向けて何が出来るのだろうか?」という考えに変わりました。
また「若いのによくやるねー」「何偉そうに言ってんの?」「社会人とは〜」「何お前?」「え、お金いるの?生意気だね。」「嘘でしょ?」と何度も何度も苦い思いをして来ました。(現在も親の理解はないです。)

インターネットが普及し、若い「起業家」が今までよりも急速に増してきていると思います。
もし、私のようにWebデザインで飯を食っていこうと考えている方は、今は参入障壁が低く競合が多い分、その他の能力が試される、イイ時代かもしれません。

自由を求めるリスク

独立志向派は必読!フリーランスにまつわる12の幻想(lifehackerさん)のところでも、書いてあったように、フリーランスに幻想を抱いている人は多いかと思います。

私がフリーランスをする上で注意したことは3つ。

①仕事面(仕事は期待に応える。メールの送り方ひとつで依頼を途切れさせない。)
②対人面(出来る限りすぐにメールを返す。それがダメなら24時間以内。きちんと約束、期日を守る。)
③経済面(必ず記録する。そして、忙しいを理由にして請求を疎かにしない。)

特に時間的コストから生じる「経済(金銭)的リスク」は膨大です。
僕のやり方だと、「営業→商談→提案→制作→効果」などなどPDCAを果てしなく回し続けるため、一つ一つの提案に可能な限りの詳しい資料や分析結果などに時間を掛けたいので、時間的拘束は無視出来ず、また単価が安いとやはりキツいところがありました。

また、しがらみがないのも幻想です。
「上司もいないし、ヒャッホーイ!」という事はないです。
何度かあったのですが、「うちの仕事だけやってよ!」という嬉しいお言葉をいただいたことがありましたし、プロジェクトの場合、他のメンバーで必ずリーダー的な存在の方がいらっしゃいます。
また、とてもじゃないけど生命維持が出来ないなーと思う事も多々ありました。
(100円のジャガイモ5個入りで、一週間過ごした事もありました。)

悩む事が最大のお仕事

どんな仕事でも、必ず悩みは起きます。
僕が悩んだ3つをまとめますと・・・

①経済面
②対人面
③仕事面

まず①、お金のトラブルははっきりいって多いです。
今までお金の請求処理・税金の支払などを直接した経験がない人にとっては、フリーランスはお金についてとっても悩み学べるイイ機会だと思います。
私も当初は帳簿のつけ方や、申告の仕方などさっぱりで(今も?)、仕事をした後も「僕なんかが本当に請求していいのかな…」とか悩んだりしました。
でも、キッパリ言います。

「請求はクールに、そしてスマートに帳簿をしよう!」

一週間に一度、日程を予め定めて帳簿をつける時間を取ることが大事です。

次に②。
対人面は、私が若い事もあったり、法人化していないため、「なめられま」した。
しかしながら、これは仕事をひとつひとつ誠意を持って丁寧にすることでクリア出来ます。
それと!毎日のニュースや、自分の好きな分野の情報はしっかりとチェックしておいてください。
だいたい打ち合わせ時、ちょいちょい世間話をします。
こういった場の情報収集がフリーランスの一番の醍醐味だと思います。

最後に③。
仕事が終わらない、またはどうすれば良いか分からない、です。
これは悩みました。
しかし、悩んでても先には進めないので、絶対に先方に連絡してください。
理由はなんであれ、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」です。

悩む事や苦労する事は多いですが、それと同じ悩みを抱えたクライアントさんに出会すことも多いです。
日々些細なことでも「これはどうなっているんだろう」と考えるだけでなく、それをすぐ解消する癖をつけておいた方が良いかもしれません。
私はそういった経験から、

「悩みを解消する仕事が出来る人」=「悩む事が多かった人」

という考えに行き着きました。

市場状況から自分を値付けしよう!

最後に、フリーランスの資本は自分自身です。

「私なんてこんなもんさ…」
と謙虚に考えるのが日本社会の美徳みたいになっていますが、その考えは捨てるべきです。
仕事の内容や業種、市場の状況、場所によって単価は様々で、値付けは容易ではありませんが、絶対にオリジナルな価格の設定とその根拠を用意してください。

私はWebデザイナーで、参入市場は海外からはじめました。
理由は秘密ですが、市場参入のタイミングとポイントも必ず押さえておくべきところです。

さて。
ちょっと熱く語ってしまいましたが、

「自分の価値を知り、また自分の可能性を変えること」

が出来るのが、フリーランスを1年やってみて分かったことでした。

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